コンタクト
オープニングが秀逸。宇宙へ向かって視点が遠ざかって行った先は主人公の瞳へと収斂していく。
外宇宙と内宇宙、科学と宗教。相反する要素をテーマにしていると思うので、ラストは納得です。原作のラストがより宗教的なので自分は映画の方が好きです。
監督がロバート・ゼネキスなので娯楽と芸術性のバランスも良いです。
トレマーズ
あらすじ
ネバダの砂漠地帯にある小さな田舎町に突然出現した未知の生物。地中を自在に移動する巨大な蛇状モンスターと住民の攻防が、白昼の下で展開される。モンスターの設定から、それを有効に生かしきったストーリーまで、とにかくアイディア豊富で、存分に楽しめる怪獣映画の快作。
大作ではないけど、ストーリー、脚本、テンポ、どれもよくまとまっている良作なノーテンキな映画。
休日の昼間に何も考えてないで愉しめる映画です。
バロン
あらすじ
実在した世界一のほらふき男爵、バロン・フォン・ミュンヒハウゼンをモデルに、月、地底、海への奇想天外な夢の旅を映像化したユーモアたっぷりの冒険物語。 バロンは空想好きな10歳の娘、サリーに励まされ、トルコ軍の占領下にあるドイツの町を救うために、不思議な力を持つ4人の仲間を捜しに気球に乗って出発するが・・・。
CGを使わないでこの映像を作り出すテリー・ギリアムは凄いです。
途中寝てしまいましたが、期待しないで観ると以外にいいかもという映画です。
ジャイアント・ピーチ
あらすじ
両親を亡くした後、二人の叔母にこき使われていた9才のジェームズ。彼は老人からもらった不思議な袋で、巨大な桃を出現させた。ジェームズは小さくなって桃に乗り込み、虫たちとニューヨークを目指して旅に出る……。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のスタッフが贈る、ストップモーション・アニメ。ティムバートンが製作に関わっているが監督ではないので、自分的にはティムバートン色が丁度良い塩梅です。
バタフライ・エフェクト
あらすじ
ごく小さな差違が、将来的に予測不能な大きな違いを生じるというカオス理論を効果的に取り入れた異色サスペンス。愛する者を救うため、過去を書き換えようとした男が体験する想像を超えた出来事を描く。タイトルの“バタフライ・エフェクト”とは、「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」という意味。主演・製作総指揮は、「テキサス・レンジャーズ」のアシュトン・カッチャー。
タイムリープ系で矛盾が気にならずによく纏まって面白かったです。
オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主
あらすじ
オッド・トーマスは霊能力の持ち主。霊に導かれて殺人犯を捜し出すなど、死者が見えると放ってはおけない。そんなある日、ダイナーでボダッハという悪霊を大量に見つける。ボダッハは流血の惨劇が近づいていることをときに現れる悪霊。オッドは町の危機を救うことができるのか...。
よく練られた展開で最後まで愉しめました。